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小池 瑠奈

日米両方の税務専門家を目指して

小池 瑠奈

Tax Consultant

プロフィール

大学卒業後、社会人として働きながら税理士資格を取得。PwC税理士法人に入所し、事業承継・資産税部門の一員として相続税・贈与税・法人税・所得税・消費税と幅広い税目をケアする総合コンサルティングサービスを非上場企業のオーナーへ提供。2023年、留学をきっかけに渡米。
2024年3月よりUNIVIS AMERICA LLCに入社し、米国申告業務を含めた会計税務コンサルティングサービスをクライアントに提供している。

あなたにとってUnivis Americaとは?

お互いの成長を助け合える場所。
組織としても成長段階なので、みんなで理想の組織づくりができる!

あなたの入社したきっかけを教えてください。

リクルーターの方から紹介してもらったのがきっかけでUnivis Americaを知りました。
日本の税理士として日本の税務を約5年間経験したところで、このまま日本の税務を更に深堀りして専門性を磨くのか、日本の税理士としての軸を残しつつ別の新しい領域に挑戦するのか悩んでいました。
一言に税務と言うものの日米の税制度は異なる部分が多く、その当時はUnivis Americaの中に日本の税務をそれなりの深度をもって理解している人材がいないと聞いたので、今までの日本の税務の経験を活かしながら米国税務の専門性も身に着けていけることに魅力を感じ入社しました。

入社前と入社後のギャップはありますか。

フルリモートの社員が多い会社なので、きちんと日々の仕事が回っていくのか初めは懐疑的でした。
実際に入社してみると、一人ひとりが自立してプロアクティブに働いているので、スムーズに日々の業務が進んでいることがわかりました。
これは、Univis Americaに入社する前に色々な業務・職場を経験した方ばかりが集まっているので、各々が高いプロフェッショナル性を持っているからだと実感しました。

日米両国で業務ができる環境だと思いますが、グローバルな仕事内容をどのような場面で感じますか?

日本の会計業界の知り合いから米国税務に関連する仕事のお話を頂きますが、有難いことに米国税務と言えばこの人と思い出してもらえているようです。
今までは日本のクライアントに日本の税務サービスを提供していましたが、そこに米国税務が加わったことによって日米両国の税務を視野に入れることができるグローバル人材として価値を感じてもらえているのだなと実感します。

仕事で苦労をしたこと、難しく感じたことは何ですか。

米国の法体系が日本とは大きく異なり、米国の場合は課税システムの全体像を把握することが難しいと日々感じています。
例えば法人と個人の所得税について、日本の場合は法人税・所得税と法律自体が別に制定されていますが、米国の場合はIncome Taxという1つのSubtitleの中に法人も個人も含まれています。
そのため、多くの場合は、法人・個人に関する取扱いを探すために一つひとつのセクションの中からそれぞれ法人・個人に関する部分だけを抜き出して読み取る必要があります。

苦労したこと、難しかったことについて、どうやって乗り越えられましたか。

IRSの発行するPublicationと法令条文をうまく使い分けるようにしています。
IRSのPublicationは、法人や個人、またTopicごとに発行されているので、全体像や概要を把握するのに向いています。
その中で、自分が担当している案件に当てはまらない場合やPublicationを読んでも理解できない部分については、法令条文を読み込んで正しい取扱いを確認するようにしています。

一日の仕事の流れを教えてください。

・メール、1日のスケジュールを確認し、優先順位付け
・社内研修の準備
・同僚からの質問対応
・Tax Returnの作成、調べもの
・クライアントミーティングの準備
・クライアントへの確認事項のリマインド

一緒に仕事をしていく中で、候補者にどういったことを求められますか。

自分の知らない領域や複雑な案件に直面したときに、分からないなりに自分で調べて自分なりの答えを導き出すことができる、ロジカルに考えるスキルが求められると思います。
また、Univis Americaは組織としてとてもフレキシブルなので、組織としての仕組み・仕事の進め方などを改善したり提案したりすることを楽しめる方だとよりフィットするのではと思います。

今後の目標や将来どうなっていたいか、将来像を教えてください。

私たちのクライアントの多くは米国でビジネスを行う日本の個人・法人であるため、私たちが米国の申告を対応するにあたっても日米租税条約やその他日本の税金が密接に関わってきます。

日本の税理士法人で働いていたときは、米国税務については米国の会計事務所に委託していましたので、両国の税務を理解している人材はそれほど多くないのではと考えています。

そのため、まずは米国税務の経験を十分に積んだ上で日本税務についても研鑽し、両国を視野に入れた総合コンサルティングサービスをクライアントに提供できるような存在になりたいと考えています。

お休みの日は何をしていますか。

アウトドアな日は友人と一緒にビーチやハイキングトレイルに出かけて自然の中で過ごしたり、インドアな日はお家で読書したりネットフリックスを観たりして過ごしています。
アメリカにはとても雄大で素晴らしい自然がたくさんあるので、できるだけ多くの国立公園を訪れることを目標にしています!
今まで行った中ではYosemite National ParkやNorth Cascades National Parkがお気に入りですが、次はMt.Rainier National Parkに行きたいです。

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